続自由時間のクラシック(503) 不滅の巨匠100から巨匠ピアニストAlfred Brendelを聴く

  今日の続自由時間のクラシックは、現在、90歳になられ、お元気な、穏やかでウイットに富んだピアノの巨匠「Alfred Brendel」のアルバムからいくつか選んで聴いてみることにします。CDのジャッケットの写真の穏やかなお顔だけで、購買意欲がそそられる方です。CDも何枚かあるようですが、夢中になって、図書館で収集した記憶があり、手許には70点ほどあるようです。指南書によると、殆ど独学でピアノを学ばれたようで、ベートーヴェンとシューベルトのピアノソナタ全集を3回も出されているようです。

 2008年にリタイアされて、後進の指導に当たると宣言され、舞台から消えられ、今では過去の録音で聴くだけになっています。このブログを作る目的のひとつに、これまで、聴いていないアルバムを再度聴くことと、追加検索して、マイリストを充実するために、Youtubeの力を借りて、愉しんでいます。店舗で廃盤になったアルバムも、運よく図書館でみつかることもあります。

 今日の「Alfred Brendel」はやはり、シューベルト作品がお勧めの中心となります。生計を作曲だけで、立てた、初めての作曲家といわれています。ピアノソナタ曲も大事な収入源だったのでしょうか。中心となるシューベルトのピアノソナタの作品番号とドイツ番号、作品名が煩雑ですが、Youtubeで検索すると、視聴回数で、ほぼ、主な有名作品がつかめる様です。シューベルト以外、ベートヴェン、ハイドン、モーツアルト、シューマン、リストなど、主流作品の膨大なアルバムが残っています。 いつもの制限条件のスタイルでYoutubeで検索した結果が下の通りです。ほんの一部ですので、追加検索ください。

 人となりはウキぺデアも非常にシンプルで、生存されている方に配慮されています。「オーストリアのクラシック音楽のピアニスト。高松宮殿下記念世界文化賞受賞者。大英帝国勲章受章者。ヨーロッパ科学芸術アカデミー会員。ウィーン国立音楽大学出身の人物。モラヴィア・ドイツ系オーストリア人オロモウツ州出身の人物1931年生」と章暦と履歴の記載がありました。

 「ソロ以外では室内楽や歌曲の伴奏でも多くの演奏を生み出しており、近年では息子でチェリストのエイドリアン・ブレンデルと共演したベートーヴェンのチェロ・ソナタ全集を発表し、話題となった。」とあります。Youtubeでもみつかりました。お試しください。

 今日は数あるアルバムからベートーヴェンを避けて、「Haydn Piano Sonata nº 59」、「Schubert - Six moments musicaux, D 780」、「Piano Sonatas D784 & D840」と「Brahms: Piano Concerto No.2」を聴くことにします。特集番組(ザ・フェアウェル・コンサート)のアルバムや息子さんのチェロ伴奏も時間が許せば試してみる予定です。

今日のお勧め曲

公開日                         2021・11・11

演奏家名                          Alfred Brendel

読み                           アルフレッド・ブレンデル

音源                            Youtube

出生地:                            チェコ

死亡:                            ー

分類                              ピアニスト

知名度                           不滅の巨匠 

クラシック不滅の巨匠 100 2008の推薦曲

ベートーヴェン ピアノソナタ全集 3回

ハイドン ピアノソナタ 34,42,52番他

リストピアノ作品集

モーツアルト 変奏曲集、シューマン交響的練習曲

シューベルトピアノソナタ21番、幻想曲さすらい人

人となりウキペデアより抜粋 アルフレッド・ブレンデル(Alfred Brendel, 1931年1月5日 - )は、チェコ出身でクロアチアで育った、オーストリアのピアニスト1947年に音楽教員の資格を取得するためにウィーンへ行き、ウィーン音楽院でパウル・バウムガルトナーやエドゥアルト・シュトイエルマンに短期間学んだものの、ほぼ独学でピアノのレッスンに励んだ。1949年のブゾーニ国際コンクールで4位入賞。1960年代以降、次第に国際的な名声を得るようになるが、1970年にフィリップスと専属契約を結び、リリースしたレコードでその名声を決定づける

推薦図書

レコ芸500 2017

クラシック不滅の巨匠100 2008 ◎

クラシック不滅の名盤2007

名盤鑑定百科各篇 吉井

私だけのクラシック1001 宮城谷

ピアノの名曲・名盤1053

200CDピアノとピアニスト、ピアノの秘密

手許CD(約70) 詳細は下記リスト

Youtube検索結果より 

Joseph Haydn Piano Sonata nº 59 in E flat, Hob. XVI:49 ★★

Alfred Brendel - Schubert - Four Impromptus, D 899

Beethoven: Complete Piano Sonatas ★★★

Beethoven - Piano Concerto No. 3 (Brendel, Abbado)

ALFRED BRENDEL - Beethoven Piano Concerto # 5 (Emperor) Japan live

Beethoven: 7 Bagatelles, Op.33 - 3. Allegretto

Alfred Brendel plays Schubert 4 - Piano Sonata D958, 

          Moments musicaux D780, 3 Klavierstücke D746

Alfred Brendel - Schubert - Four Impromptus, D 935

Alfred Brendel - Schubert - Six moments musicaux, D 780 ★★

[Alfred Brendel] Schubert: Drei Klavierstucke -- D946

Brendel plays Schubert Impromptu Op.90 No.3

Alfred Brendel plays Schubert 1 - "Wanderer" Fantasy, 

     Piano Sonatas D784 & D840★★

ALFRED BRENDEL ~ Mozart Piano Sonata # 14 in C minor

Mozart / Alfred Brendel, 1979: Piano Concerto No. 15 in B Flat, KV 450 - Marriner

W.A. Mozart Piano Concerto No.21 in C major K467, Alfred Brendel 

Liszt Piano Sonata in B minor Alfred Brendel 

Alfred Brendel plays Schumann, Fantasy in C major (1968) New Transfer ★★

Schumann: Kreisleriana, Op.16 - 1. Äusserst bewegt

Alfred Brendel - Haydn: Sonata Hob. XVI/49 & Mozart: Sonata K457 (2000)

BRAHMS : Piano Concerto No. 1 in D minor op. 15 

     / Brendel - Abbado - Berliner Philharmoniker

Brahms: Piano Concerto No.2 In B-Flat Major, Op. 83 - 1 ★★

Chopin: Andante Spianato & Grand Polonaise In E Flat, Op.22 (Live In London / 1968)

Chopin Polonaise op.44 - Brendel (live in Venezia, 1968)

Chopin: Andante Spianato & Grand Polonaise In E Flat, 

     Op.22 (Live In London / 1968)

2011 Beatty Memorial Lecture - Alfred Brendel ★★

ザ・フェアウェル・コンサート ★★★

Alfred Brendel, Schubert Sonata ★★★

・参 Beethoven: Sonata for Cello and Piano No.3 in A, Op.69 - 1. Allegro ma non tanto ★

是非、追加検索ください。

演奏家追加情報 ブレンデルの演奏は、華麗さや派手さはないものの、中庸を行く知的で正統的な解釈で多くの音楽ファンを惹きつけている。レパートリーも、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、シューマンといった、ドイツ・オーストリア音楽の王道とも言うべき作曲家の作品を得意としている。中でもベートーヴェンとシューベルトはレパートリーの核を成し、両作曲家のピアノソナタ全集を3回にわたって録音している。さらに新ウィーン楽派の作品も多く演奏している。

ピアノソナタ全22曲の中の主なお勧め作品

・D760 幻想曲 さすらい人

・D780 楽興の時

・D817 ハンガリー風のメロデイ

・D845 ピアノソナタ16番

・D850 ピアノソナタ17番

・D894 ピアノソナタ18番 幻想

・D899 4つの即興曲

・D935 4つの即興曲

・D958 ピアノソナタ19番

・D959 ピアノソナタ20番


「 Brendel の手許リスト」です。70枚近くある様です。
今日はベートヴェンのパガテル集を聴きながらブログをまとめました。

「Haydn Piano Sonata nº 59」です。
高視聴回数の演奏です。この曲は始めて聴くことになります。

「Schubert - Six moments musicaux, D 780」です。
名曲です。比較的新しい演奏です。

」です。こちらもお勧めの名曲です。いかがですか

「Schubert 1 - "Wanderer" Fantasy, 
Piano Sonatas D784 & D840

Brahms: Piano Concerto No.2」です。
アバド指揮のアルバムがありました。
No,1も聴けそうです。


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