続自由時間のクラシック(516) 不滅の巨匠100からピアニストWalter Giesekingを聴く

 今日の続自由時間のクラシックはフランスの伝説のピアニストとして語り継がれている。巨匠「Walter Gieseking」のアルバムからいくつか聴いてみることにします。ウキペデアからいくつか人となりを抜粋しますと。「ドイツ人の両親のもと、フランスのリヨンに生まれた。初等教育は「私はもう読み書きが出来るのだから学校には行かない」と言って受けず、幼少時は家で百科事典と楽譜を読み漁る毎日だった。蝶の趣味はこの頃に覚える。

 [両親が心配してハノーファー音楽院(Hannoversche Konservatorium)を紹介し入学させた」とあり、非常にユニークなピアノの巨匠で知られている。「ギーゼキングは本能的で直感的なピアニストであると言われ、自ら意識して練習したことはなかったとも言い伝えられている。譜面を検討し、その演奏をイメージしてから、曲を完璧に弾きこなすのが常であった」また、「初見力にも優れていた。しかし、実際は演奏法ではなく練習法に長けていたという見方もある。」

又、「ぺダル操作が比類なく、完璧なまでの作品の記憶力と、細部にわたって楽譜の忠実な再現、楽曲構造に対する明快な洞察力などで、同時代のピうろぐアニストの中でも卓越した存在だった」とあります。「彼の全盛期はSP時代だと伝えられる。LP時代に入ってからのベートーヴェン全集やバッハのWTCでは一発撮りに近い不安定なテイクも少なくない。」との評価もあります。

 手許のアルバムは意外に少なく、20枚ほどでした。モーツアルト、ドビュッシー、ラベルはかなり揃っているようですが、「Quintet for Winds and Piano曲」、バッハやシューベルトは手許にない様です。Youtubeで追加検索すると、手許アルバムと同じ曲も含めてかなりの量がみつかりました。歴史的録音のアルバムもいくつかあるようです。伴奏者として、エリーザベト・シュヴァルツコップのモーツアルト歌曲集も見つかりました。

 古典派とロマン派の作品を中心に選んだ結果を下のリストに示します。今日も30枚を超えるリストとなりました。自分のブログを再検索して、名曲・名盤は何時でも聴けますので、この、リストの整備は将来のためにも必須です。今日は「ドビュッシー:映像,版画,ベルガマスク組曲」を聴きながら、ブログをまとめますので、聴く機会がなかった、アルバムから、「Mozart Variations KV.264 (リぞンは森で眠った)」、「Schwarzkopf: Lieder by Mozart」、「Grieg - 31 Lyric Pieces」、「 Quintet for Winds and Piano」の4点を選んで聴くことにします。伝説のピアニストが忘れされないよう、リスト(特に★★★)を残して置く必要があります。

今日のお勧め曲

公開日                      2021・11・30

演奏家名                      Walter Gieseking

読み                       ヴァルター・ギーゼキング

音源                         Youtube

出生地:                      フランス リヨン

死亡:                      1956年10月

分類                         ピアニスト

知名度                      不滅の巨匠 

クラシック不滅の巨匠 100 2008の推薦曲

 モーツアルトピアノ音楽全集

ドビュッシーピアノ作品全集

ラヴェル ピアノ独奏曲集

シュワルツコップ モーツアルト歌曲集

モーツアルト&ベートーヴェン ピアノと管楽のための五重奏曲

人となりウキペデアより抜粋 ヴァルター・ヴィルヘルム・ギーゼキングは、ドイツのピアニストかつ作曲家、アマチュアの蝶類研究者。 ギーゼキングは本能的で直感的なピアニストであると言われ、自ら意識して練習したことはなかったとも言い伝えられている。譜面を検討し、その演奏をイメージしてから、曲を完璧に弾きこなすのが常であった。高弟のクラウス・シルデ(Klaus Schilde)は「バルトークのピアノ協奏曲第2番をレッスンに持っていったのに、ギーゼキングは第2ピアノを初日の時点で全部暗譜していた」と語っている。

推薦図書

レコ芸500 2017

クラシック不滅の巨匠100 2008 ◎

クラシック不滅の名盤2007

名盤鑑定百科各篇 吉井

モーツアルト 名盤大全

私だけのクラシック1001 宮城谷

ピアノの名曲・名盤1053

200CDピアノとピアニスト、ピアノの秘密

手許CD(約20) 詳細は添付資料

Youtube検索結果より 

Walter Gieseking plays Bach Italian Concerto BWV 971

Walter Gieseking & Bruno Walter - Beethoven "Emperor" Concerto

Beethoven by Gieseking - The Piano Sonatas / 

     Presentation + New Mastering (Century’s recording) ★★★

Walter Gieseking plays Beethoven "Moonlight" Sonata (rec. 1951)

Walter Gieseking plays Beethoven Sonata No.8 in C Minor Op.13 "Pathétique"

Gieseking Beethoven Sonata Op. 57 Appassionata 2° and 3° Tempo

Mozart by Gieseking - Complete Piano Sonatas, Variations, 

     Alla Turca + Presentation (Century's rec.) ★★★

Mozart - Piano concerto no24 - Gieseking / Philharmonia / Karajan

Walter Gieseking plays Mozart Concerto K 467

Walter Gieseking plays Mozart Sonata in B flat K 570

Walter Gieseking plays Mozart Variations KV.264 on "Lison dormait" ★★

Elisabeth Schwarzkopf: Lieder by Mozart ★★

Walter Gieseking plays Schubert 3 Klavierstücke D 946

Schubert - Walter Gieseking (1955) Complete Impromptus D.899, 935, 946

Walter Gieseking  *MOZART *SCHUBERT

Schumann - Walter Gieseking (1942) Sonata n 1 in fa# min, op 11

Schumann - Walter Gieseking (1951) Davidsbündlertänze, op 6

Mendelssohn - 17 Lieder ohne Worte - Gieseking

Debussy by Gieseking - Complete Piano Works, Clair 

               de Lune, Arabesque + P° (Century’s recording) ★★★

ミックスリスト - Debussy by Gieseking - Complete

Claude Debussy Complete Preludes for Piano Walter Gieseking {with score}

Debussy - Suite bergamasque - Gieseking Paris 1953 

Grieg - 31 Lyric Pieces - Gieseking ★★

Ravel - Walter Gieseking (1956) Complete piano works ★★★

Ravel: Gaspard de la nuit, Gieseking (1954) ラヴェル 夜のガスパール ギーゼキング

Gieseking plays Ravel Miroirs (complete, live rec. 1952)

Walter Gieseking plays Ravel Sonatine (rec. 1956)

ミックスリスト - Walter Gieseking - Quintet for Winds and Piano

Walter Gieseking - Quintet for Winds and Piano (1919) [Score-Video]

Gieseking Quintet for Winds and Piano ★★

Quintet, in E-Flat Major for Piano and Wind Instruments, KV 452 

是非追加検索ください。

演奏家追加情報 死去から半世紀を迎えた今なお、ギーゼキングは伝説のピアニストとして語り継がれている。ギーゼキングのCDは同じ内容のディスクを何度も回を重ねて発売されているが(EMI)、これは貴重な文化財保存という側面を持っているといえる。ペダル操作が比類なく、完璧なまでの作品の記憶力と、細部にわたって楽譜の忠実な再現、楽曲構造に対する明快な洞察力などで、同時代のピアニストの中でも卓越した存在だった。それでも、彼の全盛期はSP時代だと伝えられる。LP時代に入ってからのベートーヴェン全集やバッハのWTCでは一発撮りに近い不安定なテイクも少なくない。

「Giesekingの手許リストです。」です。
古いアルバムですが「ドビュッシー:映像,版画,ベルガマスク組曲」を聴きました。

「Mozart Variations KV.264 on "Lison dormait"」です。
ピアノ小曲集はこの他いくつか聴くことができます。追加検索ください。

「 Schwarzkopf: Lieder by Mozart」です。ピアノ伴奏がGieseking
字幕付のアルバムがいくつかあります。

「Grieg - 31 Lyric Pieces」です。
抒情小曲集です。お勧めのアルバム


「Quintet for Winds and Piano」です。
指南書の推す曲です。初めて聴く曲です。


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