続自由時間のクラシック〔582〕名指揮者のMyung-Whun Chungを聴く

 今日の続自由時間のクラシックは韓国出身でアメリカで音楽を学んだ「Myung-Whun Chung」のアルバムをいくつか選んで聴いてみることにします。姉2人とともに、「チョン・トリオ」で、ピアノ演奏をしている。現在は殆ど指揮者としての活躍が多い。姉の「チョン・キョンファ」はご存知の世界的なVn奏者です。

お隣の国の指揮者だけに、日本のオーケストラでの客演指揮もありますが、ソウル市饗、フランス放送フイル等を指揮した、アルバムが数多くでています。 得意とする曲はフランス人の作曲家でしょうか。手許にも25枚近く揃っております。

 人となりをウキペデアから、ピックアップしますと「1961年、母親がシアトルで韓国料理店を開くため一家で渡米(2人の姉は既にニューヨークで学んでいた)。1967年にはシアトルでリサイタルを開催している。1968年にニューヨークへ移り、1971年からマネス音楽大学でピアノをナディア・ライゼンバーグに、指揮をカール・ブラムバーガーに師事。同年、姉ミョンファがジュネーヴ国際音楽コンクールチェロ部門で第1位を獲得した際のピアノ伴奏を務めた。1974年 にアメリカ人としてチャイコフスキー国際コンクールピアノ部門に出場し第2位に入賞。以後、指揮の勉強と並行してピアニストとして活動し、1979年にはシャルル・デュトワ指揮のロサンジェルス・フィルハーモニックとチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番をデッカにレコーディングしている。」とあります。

 「その後、ロスアンジェルス・フィルにてジュリーニのアシスタントとなり、後に副指揮者となる。ザールブリュッケン放響の音楽監督および首席指揮者(1984~1989)、オペラ座バスティーユの音楽監督(1989~1994)、ローマ・サンタチェチーリア管の首席指揮者(1997~2005)、フランス国立放送フィルの音楽監督(2000~2015。現在は名誉音楽監督)にも 就任、1997年に本人が創設したアジア・フィルハーモニー管の音楽監督も務める。」とあります。韓国の「ソウル市立交響楽団」での人事権などで、いくつか問題も有ったそうです。

 今日は指南書の推すアルバムを参考にしてYoutubeで検索すると、ほぼ、お勧めのアルバムは聴けそうです。手許にある、ドヴォザークの7番を聞きながら、ブログを纏めることにして、「Berlioz: Harold en Italie, Op.16」、「Messiaen - TURANGALILA SYMPHONIE」、「Tchaikovsky Violin Concerto in D major, Op.35」と「Brahms Piano Trio No.1」の4曲を厳選して、聴いてみることにします。チョントリオのアルバムはもう少しあるようですので、いくつか追加検索ください。★★★は省いていますが、お勧めのアルバムです。

今日のお勧め曲

公開日                       2022・3・01

演奏家名                      Myung-Whun Chung

読み                          チョン・ミョンフン

音源                          Youtube

出生地:                        韓国 ソウル

生年                           1953年

死亡:                           ー

分類                             指揮者

知名度                         名指揮者

レコ芸500&200CD指揮者とオーケストラ(レコ芸500では16点推薦)

ヴェルデイ 歌劇 オテロ

ドヴォルザーク 弦楽セレナーデ、管楽セレナーデ

ベルリオーズ 幻想交響曲、交響曲 イタリアのハロルド、ファーストの号罰

ビゼー アルルの女

ドヴォルザーク 交響曲第7番

フォーレ レクイエム

人となりウキペデア他より 鄭 明勳 Myung-Whun Chung, 1953年1月22日 - )は、韓国・ソウル生まれの指揮者、ピアニスト。欧文表記の発音から、チョン・ミュンフンと日本語表記されることもある。パリ・オペラ座(バスティーユ歌劇場)に、バレンボイムの代わりに初代音楽監督として迎えられ、1990年にはドイツ・グラモフォンと専属契約を結ぶ。このパリ・オペラ座時代には晩年のオリヴィエ・メシアンと親交を持ち、1990年に録音されたトゥーランガリラ交響曲のCD解説をメシアン自身が執筆したほか、メシアンの死後も彼の作品の積極的な演奏・録音につとめている。1992年にはオペラ座での功績が認められ、フランス政府からレジオンドヌール勲章が授与された。

推薦図書

レコ芸500 2017◎

クラシック不滅の巨匠100 2008 

クラシック不滅の名盤2007

名盤鑑定百科各篇 吉井

私だけのクラシック1001 宮城谷

200CD指揮者とオーケストラ ◎

私だけのクラシック1001 宮城谷

手許CD(約25) 詳細下記リスト

Youtube検索結果より 

視聴回数の多い短い曲抜粋

Rossini William Tell Overture Final ★★★

Mascagni - Cavalleria rusticana: Intermezzo ★★★

Maurice Ravel La Valse ★★★

Bizet : Ouverture de "Carmen" sous la direction de Myung-Whun Chung (bis)

Mahler Symphony No. 5 - Adagietto

Tchaikovsky Symphony No.6 "Pathetique" Movement 4

      (IV. Finale. Adagio lamentoso - Andante)

MUSSORGSKY Pictures at an Exhibition (The Great Gate of Kiev) ★★★

Ravel - Bolero ★★★

Berlioz: Harold en Italie, Op.16 - 3. Sérénade (Allegro assai - Allegretto) ★★

20分以上のアルバム

Berlioz : Symphonie Fantastique ★★★

Rachmaninov : Concerto pour piano n°3 (Daniil Trifonov / Myung-Whun Chung)

Messiaen - TURANGALILA SYMPHONIE ★★

Beethoven, Symphony No.5 'Schicksal'

Beethoven : Symphonie n°9 (Myung-whun Chung /

       Orchestre Philharmonique de Radio France) ★★★

Mahler Symphony No. 4 ★★★

Mahler Symphony No. 5 ★★★

Vadim Repin plays Lalo Symphony Espagnole ★★★

Kyung-Wha Chung : Bruch - Scottish Fantasy, Op.46 ★★★

Shostakovich Symphony No.5.(HD) Myung-Whun Chung

      / Tokyo Philharmonic Orchestra

Tchaikovsky Violin Concerto in D major, Op.35-

     (HD)Myungwhun Chung.Tokyo Philharmonic Orchestra ★★

Dvorak Symphony No.9/Myung-Whun Chung.(2007)Seoul Pilharmonic Orchestra

Stravinsky."The Firebird"(1919 Version)/Myung-Whun Chung

     .Seoul Pilharmonic Orchestra

Saint Saëns Symphony No 3 Organ Myung Whun Chung

      Radio France Philharmonic★★★

Brahms : Symphonie n°4 sous la direction de Myung-Whun Chung

Bernstein: Serenade for violin solo and Orchestra, 

     Svetlin Roussev & Myung-Whun Chung 

Mendelssohn : Symphonie n°4 "Italienne" sous la direction de Myung-Whun Chung

   ・  ミックスリスト - チョン・ミョンフン ★★★

 Chung Trio として

Chung Trio plays Beethoven Triple Concerto

Chung Trio plays Beethoven piano trio No.4

Brahms Piano Trio No.1 ★★

Chung Trio plays Tchaikovsky Concertos

人気曲 - チョン・トリオ ★★★

指揮者追加情報 1997年に本人が創設したアジア・フィルハーモニー管の音楽監督も務める。2001年東京フィルハーモニー交響楽団のスペシャル・アーティスティック・アドヴァイザーに就任、2010年からは桂冠名誉指揮者、そして2016年9月からは名誉音楽監督に就任。韓国では2006年より2015年までソウル・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督を務めた。2012年からは、シュターツカペレ・ドレスデンの首席客演指揮者にも就任。ピアニストとして室内楽公演に出演するほか、アジアの若い演奏家への支援、ユニセフ親善大使、アジアの平和を願う活動など、多岐にわたり活躍している。

「Myung-Whun Chungの手許アルバムリスト」です。
手許のアルバムは充実していました。

「Berlioz: Harold en Italie, Op.16 」です。
聴いた記憶のない曲を選んでみました。

「Messiaen - TURANGALILA SYMPHONIE」です。
こちらも初めて聴きます。ピアノ協奏曲でしょうか?

「Tchaikovsky Violin Concerto Op.35」です。
東京フイルの指揮でVnは庄司さやかさんです。

「Brahms Piano Trio No.1 」です。
少し古いですがいかがですか2人の姉も登場しています。
ピアノの腕も一流です。


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