続自由時間のクラシック〔592〕名指揮者のCharles Dutoitを聴く

 今日の続自由時間のクラシックはスイス出身で、長年、カナダモントリオール饗を指揮された「Charles Dutoit」のアルバムをいくつか選んで聴いてみることにします。「Charles Dutoit」は欧米の多く有名オーケストラを客演し、N饗でも指揮、TV出演されています。セクハラ疑惑が起こり、最近は多くのオーケストラから、出演依頼が途絶えた様ですが、長い間、様々な作品を指揮され、膨大なアルバムが残っています。

 音(管弦楽曲)の魔術師といわれています。手許のアルバムは25枚以上あり、せっせと集めた記憶があります。レコ芸500シリーズでは計44点も推薦されています。出来るだけ、時間をかけて、Youtubeで検索した結果を下に記します。まだまだありそうです。是非追加検索ください。

 人となりはウキペデアが詳しいので一読ください。興味ある点をピックアップしますと「ローザンヌ生まれ。青年期にエルネスト・アンセルメと交流を深めるかたわら、同地とジュネーヴの音楽院で指揮、ヴァイオリン、ヴィオラ、打楽器、作曲を学ぶ。指揮科を首席で卒業後、シエナのキジアーナ音楽院でアルチェオ・ガリエラに師事。その後、アメリカ合衆国のタングルウッド音楽祭でシャルル・ミュンシュに師事。また、ルツェルン音楽祭ではオーケストラの奏者としてヘルベルト・フォン・カラヤンと共演し影響を受けている。」とあります。

「1977年にモントリオール交響楽団の音楽監督に就任。短期間で同楽団をカナダ随一の世界的なオーケストラに育て上げ、「フランスのオーケストラよりもフランス的」と評された。以後2002年に辞任するまでの25年もの間、精力的に海外公演や録音活動を行い、世界中から数々の賞も受賞した。」ともありました。

 アルゲリッチの元旦那さんですが、ご本人は4度も奥様が異なっているとの事です。日本との関係に「デュトワは大の日本びいきとして知られ、和食や陶磁器の愛好家でもある。インタビュー収録時にも広重や北斎の画集を眺める姿がある。」と有りました。アルゲリッチのピアノ協奏曲の指揮が多いのも納得できます。

 今日は下のリストとおり、指南書に推すアルバムを順次検索し、整理してみました。膨大な中から4点を選ぶのは難しいですが、聴く機会の少ないアルバムに厳選して「Saint-Saëns The Carnival of the Animals」、「D'Indy: Symphonie sur un chant montagnard français」、「Respighi - Pines of Rome - Charles Dutoit 」と「Tchaikovsky Piano Concerto No 1」を選んで聴いてみることにします。チャイコフスキーの交響曲はYoutubeでは探しきれませんでした。★★★はいずれも名曲です。時間が許す限りお試しください。

今日のお勧め曲

公開日                        2022・3・15

演奏家名                        Charles Dutoit

読み                          シャルル・デュトワ

音源                           Youtube

出生地:                        スイス、ローザンヌ

生年                         1936年10月7日(85歳)

死亡:                             

分類                              指揮者

知名度                           名指揮者

レコ芸500(2017)&200CD指揮者とオーケストラ の推薦アルバム抜粋

ドビユッシ-管弦楽のための映像、夜想曲

ドビユッシ-  歌劇 ペレアストメリザンド

ラヴェル ピアノ協奏曲、左手のためのピアノ協奏曲

グッバイドウリナ、オフェルトリウム

ホルスト、惑星、ダンデイ、フランスの山人の歌による交響曲

ヤナーチェク、グラゴルミサ ラロ、スペイン交響曲、、チェロ協奏曲

ムソルグスキー 展覧会の絵、オルフ カルミナ・ブラーナ

プロコフイエフ 古典交響曲 バレー ロメオとジュリエット

レスピーギ 交響詩、ローマの3部作 リムスキーコルサコフ シェラザード

チヤイコフスキー 交響曲4,5、6番

レコ芸500 2017では計44点推薦

人となりウキペデア他より 今日最も人気のある指揮者の一人。ローザンヌに生まれ、現地やジュネーヴで学び、大指揮者アンセルメやミュンシュに師事、1964年にベルン響を指揮してデビューした。以降、欧米の主要楽団を多く指揮し、特に25年にわたるモントリオール響との活動は特筆される。同団を「フランスのオケ以上にフランス的」という評価を得るまでの超一流に成長させ、一躍デュトワを世界の寵児に押し上げた。フランス国立管、フィラデルフィア管などのポストも歴任。1996年からはN響常任指揮者、98年から同団音楽監督を務め、2003年から名誉音楽監督。札幌のPMFや宮崎国際音楽祭の芸術監督も務めた。2018年にはサンクトペテルブルク・フィルの首席客演指揮者に就任。初来日は1970年、日比谷公会堂での読売日本交響楽団の客演で、ストラヴィンスキー、ラヴェルなどを指揮した。

推薦図書

レコ芸500 2017◎

クラシック不滅の巨匠100 2008 

クラシック不滅の名盤2007

名盤鑑定百科各篇 吉井

私だけのクラシック1001 宮城谷

200CD指揮者とオーケストラ ◎

私だけのクラシック1001 宮城谷

手許CD(28) 詳細は下記

Youtube検索結果より 

視聴回数の多い短い曲抜粋

Tchaikovsky - Swan Lake Op. 20, Act I No. 2, Valse

The Planets: Mars, the Bringer of War - by Gustav Holst (1874-1934)

The Carnival of the Animals: The Swan

Tchaikovsky: Slavonic March with Cannons- Dutoit / MSO*

Tchaikovsky: Swan Lake, Op.20, TH.12 / Act 1 - No.2 Valse (Corps de Ballet)

Orff: Carmina Burana / Fortuna Imperatrix Mundi - XXV. O Fortuna

Ravel : Ma mère l'Oye ( Mother Goose) - Charles Dutoit*

 20分以上抜粋

Berlioz Les Troyens promotional video - Deborah Voigt, 

     Françoise Pollet, Charles Dutoit (1993)

Camille Saint-Saëns The Carnival of the Animals, Charles Dutoit ★★

Claude Debussy “Pelléas et Mélisande” (Colette Alliot-Lugaz & Charles Dutoit)

Daphnis et Chloé - Ravel - Dutoit ★★★

DUTOIT, Debussy TRIOS NOCTURNES

D'Indy: Symphonie sur un chant montagnard français, op.25 ★★

Holst: The Planets / Charles Dutoit, Montreal Symphony

      Orchestra Chorus 1986 ★★★

Il barbiere di siviglia "Largo al factotum"

Kathleen Battle sings "Summertime" from Gershwin's Porgy and Bess

Kiri Te Kanawa - Pie Jesu from "Requiem" Op. 48 (G. Fauré)

Martha Argerich Prokofiev Piano Concerto No. 3 ★★★

Mussorgsky Pictures at an Exhibition (arr. Ravel) 

     Charles Dutoit/Orchestre national de France

Paganini - Violin Concerto No. 4

Poulenc Concerto 2 Pianos • Genova & Dimitrov • Charles Dutoit

Ravel Piano Concerto In G Major Argerich Dutoit Orchestre 

     National De France Frankfurt 9 9 1990

Respighi - Pines of Rome - Charles Dutoit 1983 ★★

Rimsky-Korsakov-Scheherazade(1/5) Charles Dutoit Orchestre 

     symphonique de Montréal ★★★

Saint Saens, Symphony No 3, Peter Hurford,organ and Charles Dutoit,cond

Saint-Saëns: Danse macabre, Op.40

sarah chang plays Tchaikovsky violin concerto part1

STRAVINSKY The Firebird | SSO Gala: Charles Dutoit ★★★

Tchaikovsky Piano Concerto No 1 FULL / Martha Argerich, 

     piano - Charles Dutoit, conductor ★★

The Rite of Spring(Igor Stravinsky)Charles Dutoit/ NHK Symphony Orchestra

Yuja Wang_Rhapsody on a theme by Paganini (Rachmaninoff) ★★★

Yundi and Charles Dutoit - Piano Concerto No. 5 "Emperor" - Beethoven ★★★

その他特集

Tchaikovsky: Swan Lake - Montreal Symphony ★★★

Charles Dutoit & Montreal Symphony Orchestra 1993-05-18 ★★★

人気曲 - シャルル・デュトワ ★★★

ミックスリスト - シャルル・デュトワ 

指揮者追加情報 主な客演としては、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、フィルハーモニア管弦楽団、パリ管弦楽団、北ドイツ放送交響楽団、バイエルン放送交響楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、シュターツカペレ・ドレスデン、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、また、シカゴ交響楽団やニューヨーク・フィルハーモニックなどのビッグファイブをはじめとする全米の主要なオーケストラにも頻繁に登場している。

公式HP https://www.kajimotomusic.com/artists-projects/charles-dutoit/


「Charles Dutoitの手許リストです。」です。
イベールの作品集を聴きながら、ブログを纏めました。

「Saint-Saëns The Carnival of the Animals,」です。
少し古いアルバムですが、いかがでしょうか

「D'Indy: Symphonie sur un chant montagnard français,」です。
最近、レコ芸でも採りあげられる様になりました。

「Respighi - Pines of Rome 」です。こちらもお勧めです。
Tchaikovsky: Swan Lake - Montreal Symphonyもお勧めです。

「Tchaikovsky Piano Concerto No 1 」ご夫婦での演奏です。
娘さんはおられますが、
アルゲリッチとは、離婚したようです




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