名作をYoutubeで聴く(78) 海外小説作品からジョージ・ウェルズの透明人間他を聴く

 今日の名作をYoutubeで聴くはSF小説で夢中になった記憶のある方なら、ご存知の小説の「ジョージ・ウェルズ」の作品をいくつか選んで聴いてみます。主な作品は3点ですが、いずれも、長編でYoutubeで検索しても、一気に聴き終える事が出来そうもありません。「ジョージ・ウェルズ」の作品は数多く、日本語訳されて、文庫本でも出ています。朗読CDとなると、図書館で「透明人間 (1時間)」を見つけて、保有しているだけで、他の作品は手許にありませんでした。

 我が家の孫にはまだ、年齢的に無理とおもいますが、いずれ、読んで欲しい作品が多く、少なくとも3部作はYoutubeで検索できればと思い探してみました。結果は下のとおりで、3部作の「透明人間」、「タイムマシーン」と「宇宙戦争」は揃いそうです。透明人間」については青空文庫でも読むことが出来そうです。

 作家の「人となり」をいくつかピックアップしますと、「奨学金でサウス・ケンジントンの科学師範学校(Normal School of Science、現インペリアル・カレッジ)に入学。トマス・ヘンリー・ハクスリーの下で生物学を学び、進化論はウェルズの人生に影響を与えることになる。学生誌『サイエンス・スクールズ・ジャーナル』に寄稿し、1888年4-6月号に掲載された『時の探検家たち』は、のちの『タイム・マシン』の原型となる。1891年には、四次元の世界について述べた論文『単一性の再発見』が『フォート・ナイトリ・レヴュー』に掲載された。」とあります。

 又「ウェルズは教員をめざすが、教育界の保守的な体質と自身の病気により道を阻まれ、文筆活動へ進む。やがてジャーナリストとなり『ベル・メル・ガゼット』や『ネイチャー』に寄稿する。1890年代から1900年代初頭にかけて『タイム・マシン』(1895年)をはじめ『モロー博士の島』(1896年)『透明人間』(1897年)『宇宙戦争』(1898年)など現在でも有名な作品を発表する。これら初期の作品には、科学知識に裏打ちされた空想小説が多く、ウェルズ自身は「科学ロマンス」と呼んだ。」ともありました。

今日は手許の透明人間を聴きながら、ブログを纏めましたので、簡略版の「透明人間」、「タイムマシン」と短編の「赤い部屋」の3点は聴いてみることにします。「透明人間」は約1時間、「タイムマシン」は12回、「宇宙戦争」は9回、に分けて投稿されています。3部作の全編は長時間かかりそうです。是非トライください。

Youtubeで作品を聴く

公開日                        2022・3・20

作家名                        ジョージ・ウェルズ

読み                              サ行

音源                           Youtube

出生地:                      イギリス ケント州、ブロムリー

死亡:                          1946年8月

分類                             海外小説 

デビュー作 『時の探検家たち』、未来小説『タイム・マシン』 

代表作品 ・タイム・マシン

   ・宇宙戦争

   ・透明人間

主な著作の訳書一覧 (現在、購入可能か詳細不明)

※『タイム・マシン』、『宇宙戦争』、『透明人間』、『月世界最初の人間』、

     『モロー博士の島』訳書は各項目を参照。

『今より三百年後の社会』黒岩涙香訳、1912-13年。

『今の世の奇蹟』黒岩涙香訳、1918年。

『ダイヤモンドをつくる男・盲人の国』 窪田鎮夫訳、英宝社、1957年。

『トーノ・バンゲイ』 中西信太郎訳、岩波書店〈岩波文庫 上・下〉、

      1953-60年、

『来たるべき世界の物語』 宇野利泰他訳、早川書房〈ハヤカワ文庫〉、1961年。

『ウェルズSF傑作集1』 阿部知二他訳、東京創元社〈創元SF文庫〉、1965年。

『ウェルズSF傑作集2』 阿部知二他訳、東京創元社〈創元SF文庫〉、1970年。

『解放された世界』 水嶋正路訳、サンリオ〈サンリオSF文庫〉、1978年。

『神々の糧』 小倉多加志訳、早川書房〈ハヤカワ文庫〉、1979年。

『神々のような人々』 水嶋正路訳、サンリオ〈サンリオSF文庫〉、1981年。

『ザ・ベスト・オブ・H・G・ウエルズ』 浜野輝訳、サンリオ〈サンリオSF文庫〉、1981年。

『白壁の緑の扉』 小野寺健訳、国書刊行会〈バベルの図書館〉、1988年 - 編著、

      序文はホルヘ・ルイス・ボルヘス。

『アン・ヴェロニカの冒険』 土屋倭子訳、国書刊行会、1989年。

『解放された世界』 浜野輝訳、岩波文庫、1997年、ISBN 4-00-322766-2

『地球国家2106年』 吉岡義二訳、読売新聞社、1973年。

『イカロスになりそこねた男』 橋本槙矩ほか訳、ジャストシステム、1996年。

『盗まれた細菌/初めての飛行機』 南條竹則訳、光文社古典新訳文庫、2010年。

『キップス: 素朴な魂の物語』青野丸香訳、2019年。

『ポリー氏の人生』 高儀進訳、白水社、2020年。自伝的長篇

青空文庫の投稿 透明人間

      ・宇宙戦争は作業中

ウキペデア他より抜粋  ハーバート・ジョージ・ウェルズ(Herbert George Wells, 1866年9月21日 - 1946年8月13日)は、イギリスの著作家。小説家としてはジュール・ヴェルヌとともに「SFの巨人」と呼ばれる。社会活動家や歴史家としても多くの業績を遺した。H・G・ウエルズの表記もある。ウェルズは艶福家であり、ときに非難を受けた。またチャールズ・チャップリンとは懇意にしており、自作『来るべき世界』の映画化においては助言を求めた。

手許(1) 透明人間

Youtube検索朗読作品

H・G・ウェルズ「透明人間 ‐The Invisible Man‐」(ラジオドラマ) ★★

H・G・ウェルズ「タイムマシン-The Time Machine-」【おうち朗読:中澤まさとも】★★

   ・ 赤い部屋| H.G.ウェルズによるゴーストストーリー|フルオーディオブック ★★

寝落ち覚悟【SF】H・G・ウェルズ「宇宙戦争」1/9 | 作業用BGM 聞き流すゆるい朗読

コーン-HGウェルズ ★★★

「タイムマシン」 ハーバート・ジョージ・ウェルズ 著 ★★★

【名作 棒読み劇場】宇宙戦争 第一回 【H・G・ウェルズ】(字幕あり)

初,【朗読,解説,】,1,「透明人間,,1」,ハーバート・ジョージ・ウエルズ,作, 

      海野十三,訳,※解説,朗読,byイサナ,※著作権,翻訳含め、終了

【SFの歴史①】SFの父 ヴェルヌとウェルズ【ゆっくり解説】-サブヒスch ★★★

物語を通して英語を学ぶ-ハーバート・ジョージ・ウェルズの奇蹟を働かせることができる男 ★★★

作家の追加情報   1960年にH.G.ウェルズ協会が設立されたのをきっかけに再評価がすすみ、1986年にはパトリック・パリンダーの主導によりウェルズ国際シンポジウムが実現。『モロー博士の島』や『宇宙戦争』の詳細な注釈書も出版された。『タイム・マシン』をはじめとしてウェルズの作品は幾度も映像化されている。 日本においては、日本ウェルズ協会が1974年に設立。会長は今西錦司だった。   

公式HP http://hgwellssociety.com/


「青空文庫の透明人間」です。宇宙戦争は作業中との事

「手許保有の透明人間」です。NHKの番組のCDの様です。
所要時間は1時間程でした。

「タイムマシン」です。簡略版ですが、ストーリは聴けます。

「赤い部屋」です。こちらは初めて聴くことになります。

「透明人間 」です。こちらも簡略版です。


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