続自由時間のクラシック〔596〕名指揮者のEsa-Pekka Salonenを聴く

 　今日の続自由時間のクラシックは若手指揮者として、人気と実力を備えている、北欧のフインランド出身の指揮者の「Esa-Pekka Salonen」のアルバムをいくつか選んで聴いてみることにします。不思議な事にレコ芸５００では、北欧のシベリウスの交響曲は5番のみで、Ｖｎ協奏曲が推されているだけでした。プロの評価では、シベリウスの交響曲はベルグンドという指揮者の独壇場の世界でしょうか。手許にも1枚もありませんでした。

　しかし、Ｙｏｕｔｕｂｅで検索すると、数多くのシベリウスの名曲が見つかります。指南書の推す、名曲・名盤を確認しながら、検索した結果を下に記します。これからも、益々、名指揮作品が出てきますので、将来、楽しみな注目の指揮者の一人です。

　「人となりを」ピックアップしますと、「ヘルシンキ・シベリウス音楽院で、ホルン演奏と作曲を学ぶ。同級生の作曲家マグヌス・リンドベルイやサーリアホと実験音楽合奏団「トイミー」（Toimii、フィンランド語で「それは作用する」の意）を結成。その後、フランコ・ドナトーニとニコロ・カスティリオーニのもとで作曲の研鑽を積む。当初は作曲活動に専念したが、1983年に急遽ロンドンでマイケル・ティルソン・トーマスの代役としてフィルハーモニア管弦楽団のマーラー作曲交響曲第3番の公演を引き受けることとなり、指揮者としての経歴が開始された。その後も1985年から1994年までフィルハーモニア管弦楽団の首席客演指揮者を務めてきた。」と有ります。作曲家を目指していたが、途中から指揮者に変更したそうです。

　又「1985年からスウェーデン放送交響楽団の首席指揮者に、また1984年にアメリカデビューを果たして以来、1991年からロサンジェルス・フィルハーモニックの音楽監督に就任（首席指揮者と兼任）し、現代音楽の演奏と録音に献身してきた。ヴィトルド・ルトスワフスキの交響曲第3番の世界初録音は、1985年度グラモフォン賞（英語版）現代音楽部門最優秀録音に選ばれた。サロネンは、現代音楽だけでなく、シベリウスやニールセン、ラーションなどの、20世紀前半から中頃に活躍した北欧の作曲家の紹介にも取り組んでいる。」ともありました。

　さらに「サロネンは、2020/21のシーズンまでフィルハーモニア管弦楽団の首席指揮者を務め、桂冠指揮者（英: Conductor Laureate）の称号が付与された。また、2020年9月開始のシーズンからサンフランシスコ交響楽団の第12代音楽監督に就任した。」ともあります。

手許には数枚しかアルバムがありませんが、検索結果は充分満足できる、膨大なアルバムがみつかります。北欧のシベリウス曲を中心に「Sibelius Symphony No 5 」、「Sibelius Pohjola's Daughter 」、「The Swan of Tuonela」、作曲作品から「Karawane」と「Stravinsky: Le Sacre du Printemps/Bartók: Miraculous・Mandarin Suitｅ他」の計５点を選んで聴いてみる事にします。他に作曲された、作品は後日、トライしてみようと思っています。★★★は比較的視聴回数の多いアルバムです。是非お試しください。

今日のお勧め曲

公開日 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２０２2・3・2２

演奏家名 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Esa-Pekka Salonen

読み 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　エサ＝ペッカ・サロネン

音源 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｙｏｕｔｕｂｅ

出生地： 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　フインランド　ヘルシンキ

生年 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　1958年6月

死亡： 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　－

分類 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　指揮者

知名度 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　名指揮者

レコ芸５００（２０１７）＆２００ＣＤ指揮者とオーケストラ　の推薦アルバム抜粋

・ ストラヴィンスキー　ﾊﾞﾚｰ曲　ミューズの神を率いるアポロ

・ ドヴユッシー　夜想曲、選ばれた乙女、交響的断章

・ ショスターコーヴィッチ　ピアノ、Ｖｎ協奏曲

・ バルトーク　管弦楽のための協奏曲、中国の不思議な役人、Ｖｎ協奏曲

・ ドヴユッシー　管弦楽のための映像、交響詩・海、牧神の午後への前奏曲、

・ グリーグ　劇音楽　ペール・ギュント

・ リスト、ピアノ協奏曲2番、

・ マーラー　交響曲2番

・ レコ芸５００　２０１７では計１９点推薦

人となりウキペデア他より フィンランドの作曲家・指揮者。2020年からサンフランシスコ交響楽団の音楽監督。また、ロサンジェルス・フィルハーモニックの桂冠指揮者である。2020年、大英帝国名誉騎士号（英: Honorary Knighthood (KBE) ）に叙せられた。サロネンは、2020/21のシーズンまでフィルハーモニア管弦楽団の首席指揮者を務め、また、2020年9月開始のシーズンからサンフランシスコ交響楽団の第12代音楽監督に就任した。

推薦図書

・ レコ芸５００　２０１７◎

・ クラシック不滅の巨匠１００　２００８　

・ クラシック不滅の名盤２００７

・ 名盤鑑定百科各篇　吉井

・ 私だけのクラシック１００１　宮城谷

・ ２００ＣＤ指揮者とオーケストラ　◎

・ 私だけのクラシック１００１　宮城谷

手許ＣＤ（６） 詳細は下記

Youtube検索結果より　

　視聴回数の多い短い曲抜粋

・ B.Herrmann: "Scene d'amour" from Hitchcock's "Vertigo" - E-P Salonen

・ Live from Royal Festival Hall: RAVEL Pavane pour une infante défunte

・ Esa-Pekka Salonen: Nyx (2011)

・ Pictures at an Exhibition Esa-Pekka Salonen 6.wmv

・ Esa-Pekka Salonen on the Rite of Spring ★★

　Sibelius

・ Sibelius, Symphonie Nr 3 C Dur op 52 Esa Pekka Salonen, 

　　　　　Symphonieorchester des Schwedischen R

・ Sibelius, Symphonie Nr 4 a Moll op 63 Esa Pekka Salonen,

　　　　　 Symphonieorchester des Schwedischen

　　・　　Sibelius Symphony No 5 E flat major Esa Pekka Salonen

　　　　　 Swedish Radio Symphony Orchestra　★★

・ Sibelius, Symphonie Nr 6 d Moll op 104 Esa Pekka Salonen, 

　　　　　Symphonieorchester des Schwedischen

・ Sibelius Symphony No 7 C Major Esa Pekka Salonen 

　　　　　Swedish Radio Symphony Orchestra

・ Sibelius: Kullervo Symphony - Los Angeles Philharmonic / Esa Pekka Salonen*

・ Sibelius 'Death of Melisande' - Salonen conducts

・ Sibelius "Lemminkainen's Return" - Salonen conducts

・ Sibelius Pohjola's Daughter Op 49 symphonic poem （ポホヨラの娘）★★

　　　　　　Esa Pekka Salonen Tonhalle Orchestra

・ Jean Sibelius - Valse Triste Op. 44 (Esa-Pekka Salonen)

・ Sibelius "Lemminkainen's Return" - Salonen conducts

・ Esa-Pekka Salonen: Jean Sibelius & Finnish Independence (TRAILER)

・ SIBELIUS Violin Concerto

　　　・ The Swan of Tuonela　★★

その他

　　・ Esa-Pekka Salonen: Karawane　★★　（作曲作品）

・ Beethoven - Symphony No.7 in A major, Op. 92 

　　　　　　(Esa-Pekka Salone, Orchestre de Paris)

・ Philharmonia Sessions: Beethoven's Prometheus　★★★

・ Mahler 3: Watch Party #StayHome #WithMe　★★★

・ Hilary Hahn Brahms Violin Concerto in D major 

　　　　　　Esa Pekka Salonen Philharmonia Orchestra　★★★

・ Scriabin: The Poem of Ecstasy / Salonen · The Philharmonia Orchestra

・ Messiaen- Des canyons aux etoiles 　★★★

　　　　　[London Sinfonietta-Paul Crossley-Esa Pekka Salonen

・ Stravinsky's L'Histoire du Soldat - La Jolla Music Society's SummerFest 2002

・ Witold Lutoslawski - Symphony Nº4 (OPRF - Salonen)　★★★

・ Esa-Pekka Salonen & Orchestre de Paris: Claude Debussy - La Mer　★★★

・ Esa Pekka Salonen, Violin Concerto

・ Maurice Ravel: "Ma mère l’oye" mit Esa-Pekka Salonen 

　　　　　| NDR Elbphilharmonie Orchester　★★★

・ David Fray: Maurice Ravel - Concerto in G major 

　　　　　(Orchestre de Paris & Esa-Pekka Salonen)

・ Ravel: Piano Concerto for Left Hand / Salonen · 

　　　　　Bavouzet · The Philharmonia Orchestra　★★★

・ Richard Strauss: "Metamorphosen" mit Esa-Pekka Salonen

　　　　　 | NDR Elbphilharmonie Orchester

・ Stravinsky - Petrouchka (1947) - Orpheus - Esa-Pekka Salonen Conducts

・ Yuja Wang: Bartók Piano Concerto No. 1

・ Stravinsky: Le Sacre du Printemps/Bartók: Miraculous

　　　　　 Mandarin Suite/Mussorgsky: Night on Bald Mountain★★

・ バルトーク：ピアノ協奏曲 第2番 ブロンフマン, サロネン 1993　★★★

・ Debussy-La Mer,Orchestre de Paris-Salonen

・ Bartók: The Miraculous Mandarin, BB 82, Sz. 73 (Op. 19) - Suite - Suite

参 Stravinsky : Apollon Musagète　（サロネン指揮作品は見つからず）

・ ミックスリスト - エサ＝ペッカ・サロネン

指揮者追加情報 作曲家としてのサロネンの主な作品には、フランツ・カフカの『判決』から題名をとったサクソフォーン協奏曲『…一瞥して何も気付かず…』（...auf den ersten Blick und ohne zu wissen..., 1980年）や、スタニスワフ・レムのテクストによるソプラノのためのFloof（1982年）、管弦楽曲『ロサンジェルス変奏曲』（L.A. Variations, 1996年）などがある。作曲活動に没頭できるように2000年に1年間の休息をとり、その間にホルン独奏曲『演奏会用練習曲』（Concert Étude ）や、アンシ・カルトゥネンとロンドン・シンフォニエッタのためのチェロ作品や管弦楽曲を作曲した。

公式ＨＰ https://www-esapekkasalonen-com

「Esa-Pekka Salonenの手許リスト」です。
数少ない保有数でした。シベリウス作品が全くありません

「Sibelius Symphony No 5」です。古いですが、評判のアルバムです。

「Sibelius Pohjola's Daughter Op 49（ポホヨラの娘）」です。
こちらもいかがでしょうか。シベリウスの交響詩はほぼ聞けます。

シベリウスの「The Swan of Tuonela」です。こちらもみつかりました。

「Stravinsky、Bartók、Mussorgskyの管弦楽曲特集」です。

いくつか名曲が入っています。お勧めのアルバムです。