週末のジャズ(第172回) Mads Vinding

 今週のジャズはデンマークのベーシストの「Mads Vinding」を選んでみました。今日の選定は悩みました。このブログの演奏家選定は、まず、辛口の寺島氏、岩浪氏、小川氏の3人の解説書から選びます。記載のない演奏家ですと、検索が難しいのがジャズの世界のようです。珍しく、1冊の解説書に採りあげてくれていました。
 低音を担当するベース楽器の特徴として、リーダーアルバムが少ないのは当然ですが、この人もトリオでのリーダーアルバム(*)がいくつかあるようですが、これだけ、長い、キャリア(600曲)でも、アシストに徹している人も珍しいでしょうか。
 やはり、手許には1枚もありませんでしたが、Youtubeで根気良く検索すると、かなりの曲が見つかりました。結果を、下の表に示します。
 アメリカでは、少ないながらも、リーダーアルバムを出している、多くのベーシストがいますが、ヨーロッパでの活躍に限定すると、極端に少ない。従って、この人を忘れてはならないようです。ラジオ放送のYoutubeが最も長いアルバムでした。アシストの名盤もあります。Youtubeは、短い曲が多いですが、自動連続演奏で、是非、ベースの低音の魅力をお愉しみください。

今週のジャズ
日時 2018・8・11
ジャンル ジャズ
音源 Youtube
演奏者 Mads Vinding
生年 1948
楽器分類 ベース
Myベストアルバム★ 人気の動画 - Mads Vinding ★ 114キョク
主なアルバム名と推薦本 ミックスリスト - Mads Vinding 50キョク
人気の曲 - Mads Vinding Trio 50キョク
すべてのトラック - Mads Vinding Trio 50キョク
参考サンコウラジオ放送ホウソウ
コメント・ウイキペデアホカ デンマークのジャズダブルベーシスト。コペンハーゲンのジャズクラブであるカフェ・モンマルトル(CaféMontmartre)のハウス・ベーシストとして16歳の時に彼のプロフェッショナル・キャリアを始めました。彼は600以上のレコーディングで演奏してきました
生年月日: 1948年12月7日 (年齢 69歳)
生まれ: デンマーク コペンハーゲン
推薦図書 ジャズを事典ジテン 宮澤ミヤザワえいち
ジャズとびっきりシン定番テイバン500+500 だいわ文庫ブンコ
(*)主オモなアルバム ウキペデアより(youtubeでの公開有無未確認)
Mads Vinding Group (Cosmos Collector, 1977)
The Kingdom (Stunt, 1998)
Daddio Don (Stunt, 2000)
Six Hands Three Minds One Heart (Stunt, 2002)
Over the Rainbow (Cope, 2002)
Two Basses (ZYX/Touche/Weaving, 2005)
Abrikostræet (Calibrated, 2005)
In Our Own Sweet Way (Storyville, 2009)
Open Minds (Storyville, 2011)
Composing (Storyville, 2015)[1]
Yesterdays (Stunt, 2017)


★人気の動画114曲より、

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