週末のジャズ(第216回) Red Rodney

 今週のジャズはトランペットの「Red Rodney」を選んでみました。不思議な経歴の人で、まさに、七転八起を地で生きたトランペッターと言われています。白人ですが、髪の毛が赤いので、レッド・ドロニーと呼ばれています。高校の仲間にコルトレーンや、バディ・デフランコ(クラリネット)がいて、ユダヤ人出身の地域で育ったようです。ビパップスタイルのトランペッターで名を残した人です。
 トランペッターとしての実力は当時のデイジーガレスビーをうならした程です、NYに出てからはチャリーパーカのクインテットのメンバとして、名声を得ましたが、一方、詐欺で投獄されたり、麻薬におぼれたりもしていました。彼の履歴を嫌う、クラブからも締め出されて様で、ジャズメンバをやめ、宴会場での演奏などもしたようです。投獄中に法律を学び、後に大学で教えるなど多彩な人です。
 彼の生き様は「Bird」という映画になったほどです。曲の紹介より前に、人の紹介がジャズメンにありがちですが、まさに「人生いろいろ」を地で行った人のようです。手許に1枚もありませんでしたが、youtubeで数多く、明快な名演を聴くことができます。プロのお勧めアルバムを参考にお愉しみください。

今週のジャズ


日時 2019・2・1
ジャンル ジャズ
音源 Youtube
演奏者 Red Rodney
生年 1927
楽器分類 トランペット
Myベストアルバム★
Red Rodney: The Red Rodney Quintets / Fiery ①④
Red Rodney Featuring Billy Root – Red Rodney Returns
Red Rodney - Bird Lives! (1974, Muse Records) full album ①④
Red Rodney - Hi-Jinx At The Vanguard (Full Album)
ミックスリスト - Red Rodney - Red Arrow ①②
オモなアルバムと推薦スイセン Red Rodney and Ira Sullivan Quintet - Sprint (full album)
Red Rodney Superbop
Red Rodney - Then and Now (1992, Chesky) full album
Red Rodney - Bird Lives !
Red Rodney - Red Alert! [Full Album]
Red Rodney Quintet. Modern Music From Chicago.
Ben Sidran Presents: Birdmen feat. Frank Morgan and Red Rodney - 1989 ★ 5.6万回マンカイ
コメント・ウイキペデアホカ 15歳でプロに入り、ジミー・ドーシー、レス・ブラウン、ジーン・クルーバ、クロード・ソーンヒル等の楽団を経て、1948年にウディ・ハーマン楽団に参加。’49年にはコンボに参加し、’50年チャーリー・ベンチュラと共演。’60年代にはネバダ大学で法律を教えながら、ホテルのショー・バンドで演奏。
生年月日: 1927年9月27日
生まれ: アメリカ合衆国 ペンシルベニア州 フィラデルフィア
死亡: 1994年5月27日, アメリカ合衆国 フロリダ州 ボイントンビーチ
推薦スイセン図書トショ モダンジャズのメイエンメイバン イワナミ
カラクチジャズメイバン1001 寺島テラシマ
モダンジャズ決定ケッテイバン 岡崎
ジャズトランペットサダムバン 岡崎オカザキ
プロの推すこのアルバムをまずお試しください。


ミックスリストでRed Rodneyが愉しめます。

古い生演奏ですががこのアルバムで聴くことが出来ます。


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