今週の落語(15)真田小僧、厩火事 &京都 町屋のご案内(3)
今週の落語は「真田小僧」と「厩火事」としました。2つの噺はあまり、有名でないのか、落語CD&DVD名盤案内のみ取り上げ、いつもの新書版にはなかった。
「真田小僧」は落語家が講釈噺を演じるところも珍しいが、頭のいい子供が、うまく、講釈を覚えて、親から小遣いをせしめる、段取りとやり取りが面白い噺。真田小僧は関西では「六文銭」という名前で演んじられるとのこと参考書に書かれていたが、見つからなかった。人のよい親父はどこでもいるものだ。柳家小さんをUtubeで聴く事が出来た。
「厩火事」は題名だけでは内容がわかりずらいが、夫婦喧嘩を仲裁させられた、仲人が「かみさん」に、論語のたとえ話を授けた。孔子が厩の火事の時、大事な白馬より、世話する人に気を使った話を例えて、亭主の大事にしている、器を壊して、髪結いの亭主がどうでるか愛情を確かめる噺です。かみさんの「のろけ」を聴く、仲人は大変だ。
その①
その②
その③ 京都の一隅ー3
前週の木曜日、京都の町家を何箇所か見学してきましたので、京町家シリーズを引き続き、紹介します。
虫籠窓と犬矢来のある家
虫籠窓(むしこまど)
京町家特有の厨子二階(低い二階)等にある、塗り壁の窓の形。形が虫籠のように見えることから「むしこまど」呼ばれるようになりました おそらく、最近、建てられたが、景観を残してくれています。
犬矢来(いぬやらい)
家の壁を保護するように巡らされた、竹製の囲いのこと。しなやかな曲線美が特徴です。竹製も金属製の犬矢来があります。
忍び返し
鋭利な金属や竹を扇状に広げたもの。泥棒除けである。
京町家は連続した庇の上は泥棒にとって格好の足場になっていた。
泥棒除けの発送から生まれたのが「忍び返し」
扇状に開いたものから、格子状に並ぶものまで形状は様々ありますが、この家では今でも残してくれています。
「真田小僧」は落語家が講釈噺を演じるところも珍しいが、頭のいい子供が、うまく、講釈を覚えて、親から小遣いをせしめる、段取りとやり取りが面白い噺。真田小僧は関西では「六文銭」という名前で演んじられるとのこと参考書に書かれていたが、見つからなかった。人のよい親父はどこでもいるものだ。柳家小さんをUtubeで聴く事が出来た。
「厩火事」は題名だけでは内容がわかりずらいが、夫婦喧嘩を仲裁させられた、仲人が「かみさん」に、論語のたとえ話を授けた。孔子が厩の火事の時、大事な白馬より、世話する人に気を使った話を例えて、亭主の大事にしている、器を壊して、髪結いの亭主がどうでるか愛情を確かめる噺です。かみさんの「のろけ」を聴く、仲人は大変だ。
その①
日時 | 2016・05・22 |
ジャンル | 落語 |
音源 | CD |
TV局 | |
演者 | 古今亭志ん朝 |
分類 | 親子噺 |
演題 | 真田小僧 |
出典 | 落命名人会16 |
落語の舞台* | |
その他演者名 | 柳家小さん(五代目) Utube |
三遊亭金馬 | |
三遊亭円生 | |
推薦本 | |
落語CD&DVD名盤案内 160 | |
古典落語 これが名演だN/A | |
古典落語CDの名盤N/A | |
演題コメント | 親以上に講釈うまいの頭のいい子供が親の講釈を覚えて、さらに親から小ずかいをせしめる。小さんの噺は味がある |
その②
日時 | 2016・05・22 |
ジャンル | 落語 |
音源 | CD |
TV局 | |
演者 | 柳家小三治 |
分類 | 夫婦噺 |
演題 | 厩火事 |
出典 | 落命名人会34 |
落語の舞台* | 麹町 |
その他 演者名 | 古今亭志ん生 |
古今亭志ん朝 | |
三遊亭円楽 | |
八代目桂文楽 | |
推薦本 | |
落語CD&DVD名盤案内 56 | |
古典落語 これが名演だN/A | |
古典落語CDの名盤N/A | |
演題コメント | 夫婦喧嘩をなだめる仲人が教えた、手法、髪結いの亭主とかみさんのやりとり、が面白い、やきものとかみさんのどちらが大事か 出典は論語の「厩焚、子退朝曰、「傷人乎。」不問馬。 |
その③ 京都の一隅ー3
前週の木曜日、京都の町家を何箇所か見学してきましたので、京町家シリーズを引き続き、紹介します。
虫籠窓と犬矢来のある家
虫籠窓(むしこまど)
京町家特有の厨子二階(低い二階)等にある、塗り壁の窓の形。形が虫籠のように見えることから「むしこまど」呼ばれるようになりました おそらく、最近、建てられたが、景観を残してくれています。
犬矢来(いぬやらい)
家の壁を保護するように巡らされた、竹製の囲いのこと。しなやかな曲線美が特徴です。竹製も金属製の犬矢来があります。
忍び返し
鋭利な金属や竹を扇状に広げたもの。泥棒除けである。
京町家は連続した庇の上は泥棒にとって格好の足場になっていた。
泥棒除けの発送から生まれたのが「忍び返し」
扇状に開いたものから、格子状に並ぶものまで形状は様々ありますが、この家では今でも残してくれています。
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