週末のジャズ(第318回)Al Di Meola

 今週のジャズはギターの「Al Di Meola 」を選んで聴いてみる事にしました。「Al Di Meola 」はエレキギターとアコースティックギターの両方を駆使し、様々な演奏スタイルを探究し続けてきた。ミュート奏法*(ブリッジミュート)によるスタッカートのきいた、メカニカルで緊張感に満ちた高速のフレージングはジョン・マクラフリンやラリー・コリエルの影響を感じさせる演奏家で、米国を代表する、ジャズギターリストといえます。
 ジャンルはフージョン中心だが、ラテン、コンテンポラリーのジャンルも演奏している。ジャズクラブでの演奏と異なり、大勢の観客にギターの響きを聴いていただくにはアンプの力を使用するのが、普通の時代となっています。
 余り、ジャズ・フージョンを採りあげると、ジャズでないように、お叱りを受けるのですが、これも、ジャズの一つで、90年代以降は、フージョンが主流となりつつ、あります。このブログでも、数人のジャズ・フージョンの演奏家を紹介しております。この人は下のジャズ指南書では推されていませんようです。
 今週の「Al Di Meola 」はとにかく、エレキギターとアコースティックギターの両方を使いこなし、上手いギターの演奏を聴かしてくれます。アルバムは30枚を越えるようで、現在も現役のようです。手許にある、「Anthology」から聴き始めましたが、下の表に示すように、多くのアルバムが、Youtubeで愉しむ事ができます。★印にお勧めのアルバムを示しておきました。「PACO DE LUCIA , John McLaughlin」との競演アルバムは是非、トライください。
*通常のピッキング時よりも出音を抑える奏法です。低音を強調した太く重量感のあるサウンド効果を生み出す、奏法

今週のジャズ
日時 2019・10・18
ジャンル ジャズ
音源 Youtube
演奏者 Al Di Meola
生年 1954
楽器分類 ギター
Myベストアルバム★ 手許 1アルバム(2枚組)マイ
Youtubeの検索結果
コメント・ウイキペデア他 アル・ディ・メオラ(Al Di Meola、1954年7月22日-)はアメリカのジャズ・フュージョンギタリストである。1974年にチック・コリア率いる「リターン・トゥ・フォーエヴァー」(RETURN TO FOREVER)に参加し、1976年の解散まで在籍。ギタープレイヤーマガジン誌の読者投票で四回も「最も優れたジャズギタリスト」に選ばれている。アル・ディ・メオラは初期作品の頃から卓越した演奏技術、速弾き、複雑なギターソロ・作曲により注目を集めていたが、その頃からすでに地中海文化やフラメンコなどにみられるアコースティックなジャンルを探求し始めていた。ギタリストであるジョン・マクラフリン、パコ・デ・ルシア等とのコラボレーションをおこなってきた。
生年月日: 1954年7月22日 (年齢 65歳)
生まれ: アメリカ合衆国 ニュー・ジャージー州
推薦図書 辛口ジャズ名盤1001 寺島 
ジャズCDの名盤 悠・稲岡 
モダンジャズ決定盤 岡崎 
読んでから聴く厳選ジャズ名盤 小川 
ジャズ喫茶マスターこだわりの名盤 鎌田他 
ジャズとびっきり新定番500+500 Moonks
200CD21世紀へのジャズ 村井他
ジャズマンが愛するジャズ名盤100 小川
厳選500ジャズ喫茶の名盤 後藤 
JAZZ最高の愉しみ方 寺島 
JAZZはこの1曲から聴け 寺島
ジャズ・ピアニスト決定ケッテイバン 佐藤サトウ 



「Jazzwoche Burghausen 2009」です。80万回近い、視聴回数を得ています。

「PACO DE LUCIA , John McLaughlin , AL DI MEOLA」です。
3人のジャズギターリストの競演で、900万回を越える

視聴回数を得た、アルバムです。
手許に2枚組の1アルバムがありました。
このアルバムを聴きながらブログを作りました。

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