週末のオペラのご案内(第3回)ビゼーの「カルメン」
今週のオペラはビゼーの「カルメン」を選びました。現在、世界中で最も人気のあるオペラといわれています。魔性の女「カルメン」をめぐる、男たちの物語、当時は内容が、ハッピイエンドでないことや、手玉にとる女性の個性が強すぎて、評判がよくなかった様です。しかし、今では誰でも楽しめるオペラの一つになっています。
ビゼーはスペインに一度も行ったことがないのが不思議なくらいスペインの描写が詳しいといわれています。
ビゼーは17のオぺラを作ったが、最後に、唯一ヒットした作品です。なかなか、評判がよくなく、本人は成功を見ずに亡くなった様である。亡くなったあと、数ヵ月後、友人が台詞に手を加え(レチタティーヴォ*)て再上演して、ヒットした作品です。レチタティーヴォのない、オリジナル版も最近では、演じられています。
(*解説では音程やリズムのない非音楽的な朗読や台詞をさけ、あえて音程やリズムを楽譜中に指定した台詞によってふるまわせようというのが、(レチタティーヴォ)の意味です。)簡単にいうと、台詞をを音楽に乗せるということです。
Youtube にありました
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| ①コンテンツ個別データ | |||
| 公開日 | 2016・10・21(金) | ||
| NO. | 3回目 | ||
| 作曲家名 | ビゼー | ||
| 国名 | フランス | ||
| 作品名 | 歌劇『カルメン』全曲 | ||
| 鑑賞辞典推奨頁 | 640 | ||
| レコ芸500推薦番号 | 88 | ||
| その他推奨本名 | 不滅の名曲はこのCDで | ||
| 整理番号 | 3 | ||
| 同演目公開回数 | 1 | ||
| コンテンツの種類・本 | 本(DVD) | ||
| 演奏日・放送日 | |||
| 指揮者 | ベルナルト・ハイティンク(指揮) | ||
| 楽団・合唱団 | ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 | ||
| 演奏場所 | 1985年8月、グラインドボーン・フェスティバル・オペラ | ||
| コンテンツ詳細 | マリア・ユーイングのダイナミックな歌唱と巧緻かつ妖艶な演技が評判を呼んだライヴが待望の復活。繊細で生真面目なドン・ホセのキャラクターを的確に伝えるマッコーレイ、ハイティンクの立派な指揮も見逃せないところです。ユーイングの夫君でもあるピーター・ホールの演出は、舞台背景に空を配して鮮やかな色彩と空間性をみせ、こちらも見所です。 | ||
| マリア・ユーイング(M:カルメン) | |||
| バリー・マッコーレイ(T:ドン・ホセ) | |||
| マリー・マクローリン(S:ミカエラ) | |||
| デイヴィッド・ホロウェイ(Br:エスカミーリョ)、他 | |||
| ②作品共通データ | |||
| 作曲家名 | ビゼー | ||
| 国名 | フランス | ||
| 作品名 | 歌劇『カルメン』全曲 | ||
| 幕数 | 4 | ||
| 上演時間 | 約2時間 45分 DVD収録時間174分 |
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| 有名な合唱曲、アリア | アリア: 「ハバネラ」、 「 闘牛士の歌」 | 「何を恐れることがありましょう」他 | |
| 主な登場人物 |
カルメン | ジプシーの女 | メゾソプラノ |
| ドン・ホセ | 衛兵の伍長 | テノール | |
| ミカエラ | ホセの許婚 | ソプラノ | |
| エスカミーリョ | 闘牛士 | バリトン | |
| 参考文献 | オペラガイド130選 152 | ||
| オペラ鑑賞事典 212 | |||
| オペラの魔力 131 | |||
| ウイキペデアコメント | 作曲家ビゼーにとっては唯一のヒット作。初演は上演トラブルのため、大失敗となってしまった。その3か月後、ビゼーは37才という若さで急逝します。それから4か月後に、ビゼーの友人が、曲間の台詞部分を改編し、やっと評価を得た。 | ||
| 作曲家: ジョルジュ・ビゼー | |||
| プロの推薦CD&DVD | ①カラヤン ベルリンフイル ②アバド ロンドンフイル ③プレトール パリ国立管 ④ショルテイロンドンpo |
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