日曜日の落語(第30回)御慶、粗忽の釘
今日の二題の落語は「御慶」と「粗忽の釘」を選びました。「御慶」は今の年末の宝くじにあたった職人が番号を決めるまでのいきさつ、当たった、職人とかみさんのあわてよう、大家に教えてもらった、正月の町内の挨拶の口上(御慶)の語りが面白い。最近、あまり、演じられる機会が少ない演目でしょう。
当時の宝くじのシステムはあったても、全額もらえるのは2ケ月先で、すぐに手に入れるには、2割減らされた様だ。
志ん生の鶴亀は「御慶」の前半分だが、面白い、この噺は志ん朝と小さんが評判がよい。
「粗忽の釘」はあわてん坊の男が、引越しするのに、いろいろ、周囲にトラブルを起こす。久しぶりに笑いすぎて、涙が出そうになった。こういう人は周りの迷惑を気にしないようだが、自分の親を元の家に忘れるほどの粗忽ものはいないと思う。終始、あわてん坊のしぐさが面白い噺です。
上方では「宿替え」という演目で枝雀がうまい、この噺は、枝雀が全国に名を知らしめた演目の一つで、DVDがあれば、熱演が見られる演目です。
その1
その2
当時の宝くじのシステムはあったても、全額もらえるのは2ケ月先で、すぐに手に入れるには、2割減らされた様だ。
志ん生の鶴亀は「御慶」の前半分だが、面白い、この噺は志ん朝と小さんが評判がよい。
「粗忽の釘」はあわてん坊の男が、引越しするのに、いろいろ、周囲にトラブルを起こす。久しぶりに笑いすぎて、涙が出そうになった。こういう人は周りの迷惑を気にしないようだが、自分の親を元の家に忘れるほどの粗忽ものはいないと思う。終始、あわてん坊のしぐさが面白い噺です。
上方では「宿替え」という演目で枝雀がうまい、この噺は、枝雀が全国に名を知らしめた演目の一つで、DVDがあれば、熱演が見られる演目です。
その1
日時 | 2016・09・04 |
ジャンル | 落語 |
音源 | CD |
演者 | 古今亭志ん朝 三代目 |
分類 | 幸運噺 |
演題 | 御慶 |
出典 | |
落語の舞台* | |
その他演者名 | 五代目柳家こさん |
柳家権太楼(Youtube) | |
古今亭志ん生 五代目(鶴亀) | |
推薦本 | 落語CD&DVD名盤案内106 |
演題コメント | 意外と、演じられるのが少ない演目で、かみさんの半纏を質屋に入れた一分を元手に年末の宝くじ買い、宝くじにあたった男が、新年の挨拶参りの口上を大家に教わったのが、「御慶」。小さんと志ん朝の評判がよい。 |
その2
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